どんな方におすすめの記事か
これから構造設計を勉強していこうと思っている学生の方、もしくは構造設計に興味を持っているがそもそも何をするのかわからない方に向けて書いていきます。
私自身も、構造設計の研究室などに属していたわけではなかったので、働き始めたころでも構造設計がよくわからずに困っていました。
そんな時に先輩から勧められたのが、今回ご紹介する3冊でした。
(勧められたっきり放置でしたが、泣)
実際に私が使った感想も添えておきますので、参考になると幸いです。
3分くらいで読み終わると思います。ご興味のある方はどうぞ。
まずは構造設計の全体像を把握してほしい。(経験談)
まずは構造設計の流れや全体像を簡単に図解などで把握することを個人的にはおすすめします。
全体像を把握できれば、下記のようないいことがあると思っています。
- 自分が任されたプロジェクトでどの時点の作業をしていて、残りどんな作業をすればよいかわかるようになる。
- 意匠設計者(デザイン担当)・クライアントとの対話の際、スケジュールを聞かれたときにざっくり答えられるようになる。
- 先輩に仕事を頼まれたときに、どこからどこまでの作業をやればいいのか聞き返して、業務を効率化できる。
- 闇雲に構造設計を勉強するよりも、まず大枠をつかむことで自分に何が足りないか考えたりと内省できる。
※注意点:
ここでいう構造設計の流れや全体像とは、設計方針の決定→荷重算定→1次設計→2次設計のようなおおまかな構造設計の流れを指します。
私がおすすめする失敗しない構造設計の学習本3冊
私と私の周りで持っていることが多く、見返す機会が多かった構造設計本3冊をご紹介します。
改訂版 図説 やさしい構造力学は、2冊に比べると簡単で、構造力学を中心に解説しているので構造設計の全体像はつかみにくいかもしれません。
ただ構造設計をやるにあたって構造力学の知識は
まとめ:自分に合う構造設計の本を見つける
構造設計といっても、レベルに応じて様々な本があります。
本屋に行ったりして自分の手に取ってぱらぱらとめくってみることが一番かもしれません。
(現在のコロナの情勢ではそれも難しいかもしれませんが、)
今回は、失敗しない建築構造設計の本のご紹介でした。
これからも構造設計に関わる全ての人へ、よりよい情報を発信していきます。
おまけ
構造設計とは関係ないかもしれませんが、今思い返すと木造における屋根の納まりや鉄
筋コンクリートの配筋をイメージするための初めの一歩となっていた本をご紹介します。
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